基本的に「アナログ重視のデジタル作業」になるのでCubase Elements for Macで使う「エフェクト」は最低限にしています。
作成した」「演奏動画」は「ライブハウスなどで観ている気分」で観て頂きたいのです。
「エフェクト」をかける前に「PAN(左右チャンネルへの振り)」と「ボリューム」の「仮設定」は終わらせておきます。
ただし「独りバンド」としての「独り多重録音」を主にしているので、チャンネルを重ねていく(録音)時に同時進行で「PAN」の仮調整をして「録音済みの音を聞きやすく(聞きながら次のチャンネルを録音)」する事が多いです。
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まずは「使うエフェクト」は思いついた順で
- イコライザー
- リヴァーブ
- ディレイ
いずれも「チャンネル毎」にかけ具合が変わるので「センドエフェクト」を使うことはほとんどないですが、最終的に全ての音を馴染ませるために全てのチャンネルを「短いルームリヴァーブ」をかけた「エフェクトチャンネル」に「センドエフェクト」する時もありますが、それも手間がかかるので最近はほとんどしません。
「1. イコライザー」については「フラット弦を張ったセミアコギター」を使っているために、「スカ&レゲエ的サウンド」が必要になった時のみ使います。
「2. リヴァーブ」については最低限かける(広めのルームか狭めのホール)になる場合が多いかと思います。
応用的な使い方としては右チャンネルのパートの「リヴァーブのウェットのみ」を少し遅らせて左チャンネルに返す事によって「浮遊感」を出すといった「コーラス」とも異なったサウンドを作ってみたりしています。
「3. ディレイ」については「レゲエ」における「ブレイク」に対して「DUB」をかける時に「ピンポンディレイ」を使ったりします。その場合にはその部分だけを別チャンネルに切り出して「エフェクト設定」すると作業が楽になります。
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そして「「使わないエフェクト」は思いついた順で
- コンプレッサー
- ノーマライザー
- リミッター
- ピッチシフター(部分的)
- ノイズキャンセル
あたりでしょうか。
いずれも理由は同じで「アコースティック感が失われる」と個人的に感じてしまうからです。
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まぁ、実際のギタープレイヤーなどはこれらのエフェクターにプラスして「ディストーション」や「オーバードライブ」なども並べた「エフェクターボード」を足元に置いている事に対しては否定しません。
それぞれの音楽スタイルがありますからね。
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後述するかも知れませんが「演奏動画制作」には「Cubase(音楽編集)」と「Filmora(動画編集)」の両方について「買い切り版」を使っています。
ミキサーの「メインアウト」から「Cubase」に「録音したい音」を出力して録音すると同時に、iPhoneに同じく「コントロールアウトにALT 3-4を割り当てて」出力して録画して、「Cubase」でミックスダウンした音源とiPhoneで録画した動画を「Filmora」上で同期させて複数のレイヤーを重ねた「演奏動画」を制作しています。